うお座 Pisces(ピスケス)
目次
うお座について
古い星座で黄道十二星座のひとつで、11~12月が見頃です。
愛と美の女神アフロディーテとその子エロスが魚に変身した姿が由来です。
アフロディーテはヴィーナス、エロスはキューピッドと呼ばれていて、こちらのほうがなじみかもしれませんね。
春分点が現在のうお座にあります。春分点とは春分の日に太陽のある場所で、その方向に太陽があり実際に見えることはありません。
うお座の探し方
ペガスス座の大四辺形の南東側(左側)に「く」の字を伸ばしたように小さな星が連なっています。
「北の魚」と「西の魚」を結んでできるのが「うお座」です。
暗い星ばかりなので明るい市街地では見つけにくいかもしれません。
うお座の神話
あるとき、愛と美の女神アフロディーテとその子エロスがユーフラテス川のほとりを散歩していました。
すると突然、怪物テュフォンがあらわれ、2人に襲い掛かってきました。
驚いた2人は大慌てで魚の姿に変身して川に飛び込み逃げました。
2人ははぐれないように尾をリボンで結び合いました。
こうしてリボンで結ばれた2匹の魚はうお座となりました。
このリボンは母と子のきずなをあらわしていると言われています。
この話はやぎ座やみなみのうお座の神話にも共通しています。
星占いでのうお座(魚座)♓
2月19日〜3月20日生まれの人は黄道十二宮では「魚座」になります。
⭐愛情あふれ温厚で優しくロマンチック。
⭐感受性が強く勘やひらめきが豊かで、時としてきまぐれな一面もあります。
⭐困っている人には救いの手を差し伸べ、自分を犠牲にしても見返りを求めない聖母のようなタイプ。
⭐人からの頼み事を断れなかったり周囲の意見に流されてしまったりと、和を重んじるために優柔不断とみられることも。
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