黄道十二星座について

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黄道十二星座とは

私たちの住む地球は1年で太陽を一回りします。

しかし、地球上から見ると太陽が星座の中を進んでいくように見えます。

この天球上の太陽の通り道のことを「黄道」といいます。

黄道の上には十二の星座があって「黄道十二星座」とよばれています。

星占いでの黄道十二星座

「○○座生まれ」といわれているのは「誕生星座」は「黄道十二宮」とよばれ、黄道を12等分されていますが、黄道十二星座と同じなので、よく耳にしますね。

誕生星座は誕生日のころに太陽の方向に星座が位置するので、実際はその時期に夜空で自分の星座を見ることができません。

実際に誕生星座を空高く見ることができるのは誕生月の3~4カ月前になります。

黄道十二星座を解説

黄道十二星座は次の12の星座になります。

  • おひつじ座
  • おうし座
  • ふたご座
  • かに座
  • しし座
  • おとめ座
  • てんびん座
  • さそり座
  • いて座
  • やぎ座
  • みずがめ座
  • うお座

それぞれ解説していきます。

おひつじ座

Aries(アリエス)、星座記号:(3/21~4/19)

ギリシャ神話で、黄金の毛をなびかせて空を飛ぶ羊がモデルになっています。

12月頃よく見ることができます。

おうし座のプレアデス星団ペガサス座の大四辺形に見ることができます。

おひつじ座ははじまりの宮で「白羊宮(はくようきゅう)」

おうし座

Taurus (タウルス)、星座記号:(4/20~5/20)

ギリシャ神話で、大神ゼウスが化けた全身が雪のように真っ白な牡牛がモデルになっています。

1月の中旬から下旬に夜空高く見ることができます。

オレンジ色の1等星「アルデバラン」があるので見つけやすいです。

おうし座は2番目の宮で「金牛宮(きんぎゅうきゅう)

ふたご座

Gemini(ジェミニ)、星座記号:(5/21~6/21)

ギリシャ神話で、スパルタ王妃レダと大神ゼウスの間に生まれた双子の兄弟にに由来しています。

2月下旬から3月上旬に夜空高く見ることができます。

白っぽく少し暗めの1.6等星の星が兄の「カストル」、オレンジ色で明るめの1.1等星の星が弟の「ポルックス」2つ並んでいるので、探しやすいです。

ふたご座は3番目の宮で「双児宮(そうじきゅう)」

かに座

Cancer(キャンサー)、星座記号:♋(6/22~7/22)

ギリシャ神話で、英雄ヘラクレスを倒すために送られた巨大カニが由来です。

3月中旬~下旬にかけて夜空高く見ることができます。

目立つ星が無いので見つけにくいですが、ふたご座の1等星「ポルックス」と、しし座の1等星「レグルス」の間くらいに位置しています。

かに座は4番目の宮で「巨蟹宮(きょかいきゅう)」

しし座

Leo(レオ)、星座記号:♌(7/23~8/22)

ギリシャ神話で、英雄ヘラクレスに倒された不死身のライオンが由来です。

4月中旬~下旬にかけて夜空高く見ることができます。

しし座には1等星「レグルス」があり見つけやすい星座になります。

しし座は5番目の宮で「獅子宮(ししきゅう)」

おとめ座

Virgo(ヴァルゴ)、星座記号:♍(8/23~9/22)

ギリシャ神話で右手に羽根、左手に麦の穂をもつ農業の女神デーメテールの姿といわれています。

5月下旬~6月上旬にかけて夜空高く見ることができます。

おとめ座には青白く輝く1等星「スピカ」があります。全天で2番目に大きい星座になります。

おとめ座は6番目の宮で「処女宮(しょじょきゅう)」

てんびん座

Libra(ライブラ)、星座記号:♎(9/23~10/23)

ギリシャ神話で正義の女神アストレアが持つ黄金の裁きの天秤が由来です。

6月下旬~7月上旬にかけて夜空高く見ることができます。

おとめ座の1等星「スピカ」とさそり座の1等星「アンタレス」の中間あたりにあります。

てんびん座は7番目の宮で「天秤宮(てんびんきゅう)」

さそり座

Scorpius(スコルピウス)、星座記号:♏(10/24〜11/22)

ギリシャ神話で、おごれる狩人のオリオンを毒針の一撃で葬った大きなサソリが由来です。

7月頃に夜空高く見ることができます。

赤く輝く1等星「アンタレス」があり見つけやすい星座です。

さそり座は8番目の宮で「天蝎宮(てんかつきゅう)」

いて座

Sagittarius(サジタリウス)、星座記号:♐(11/23~12/21)

ギリシャ神話の半身半馬の狩人、ケンタウロス族のケイロンが由来です。

8月下旬~9月上旬にかけて夜空高く見ることができます。

さそり座の1等星「アンタレス」を見つけて、そこから左の方へ探すと見ることができます。

いて座は9番目の宮で「人馬宮(じんばきゅう)」

やぎ座

Capricornus(カプリコルヌス)、星座記号:♑(12/22~1/19)

ギリシャ神話で、怪物テュフォンに追われ逃げる際に慌てて変身した、牧畜の神パンの姿に由来しています。

9月中旬~10月中旬にかけて夜空高く見ることができます。

わし座の1等星「アルタイル」と、みなみのうお座の1等星「フォーマルハウト」の中間あたりにあります。

やぎ座は10番目の宮で「魔羯宮(まかつきゅう)」

みずがめ座

Aquarius(アクエリアス)、星座記号:♒(1/20~2/18)

ギリシャ神話で、わしに化けたゼウスにさらわれた少年ガニュメデスに由来しています。

みなみのうお座の1等星「フォーマルハウト」があり、上にたどっていくと見ることができます。

みずがめ座は11番目の宮で「宝瓶宮(ほうへいきゅう)」

うお座

Pisces(ピスケス)、星座記号:♓(2/19~3/20)

ギリシャ神話で、愛と美の女神アフロディーテとその子エロスが魚に変身した姿が由来です。

ペガスス座の大四辺形の南東側(左側)を探すと見つけることができます。

うお座は12番目の宮で「双魚宮(そうぎょきゅう)

まとめ

黄道十二星座は星占いでも使うので覚えやすいですね。

ぜひ機会があれば夜空の星座を探して見て下さい。

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