かに座の神話や探し方、星占いについて解説

かに座 Cancer(キャンサー)

目次

かに座について

かに座は黄道十二星座のひとつで、春先の宵の頃見ることができます。

英雄ヘラクレスに踏みつぶされてしまった巨大カニを描いた「かに座」になります。

星が四角形になっている所があり、カニのこうらの部分になります。

プレセペ星団

四つの星に囲まれた真ん中に「プレセペ星団」があります。

肉眼では見えにくいですが双眼鏡や望遠鏡を向けると、たくさんの淡い星の集まり「散開星団」を見ることができます。

3.3等星から14等星まで星が200個以上あります。

まるでカニがぶくぶく泡を吹いてるようですね

かに座の探し方

春の夜空を見上げると、「ふたご座」と「しし座」の間にかに座を見ることがきます。

ふたご座」の1等星ポルックスと「しし座」の1等星レグルスの間位に位置しています。

四つの星プレセペ星団を目印に探すといいですね。

かに座の神話

大神ゼウスの妻女神ヘラは、人間のミケーネ王妃アルクメーネとの間に生まれた英雄ヘラクレスを憎んでいました。その刺客として送られた巨大カニに由来しています。

ヘラクレスは12の困難に立ち向かい素晴らしいい功績を残します。

その冒険のひとつが沼に住む九つの頭を持つ怪物ヒドラ退治です。

いくら首を切っても次から次へと生えてきて、ひとつ切るだけではけっして死ぬことがないと言われていました。

ヒドラの住む沼は古い泉のそばにあり、土地の人々が生活に使っていた泉をヒドラの毒でよごされ、飲むことができず困っていました。

そこでヘラクレスが王様の命令を受けて退治にやってきます。

しかし、いくら首を切り落としても生えてくるので苦戦します。

それを見た女神ヘラは、ヒドラのもとへ援軍として巨大カニを送ります。

巨大カニは大きなハサミを振りかざしヘラクレスを傷つけようとしますが、ヘラクレスはヒドラとの戦いに気取られていて、カニに全く気付かず踏みつぶされて死んでしまいました。

カニをあわれに思った女神ヘラは空に上げ、星座にしました。

なんとも可哀想なカニさんですね。

星占いでのかに座(蟹座)♋

6月22日〜7月22日生まれの人は黄道十二宮では「蟹座」になります。

蟹座は4番目の宮で巨蟹宮(きょかいきゅう)

蟹座の特徴

ヒドラのために果敢に戦った神話からも分かるように、感受性が強く人情味があり世話好き愛情豊かで家族や友人を大切にします。

もともと親切で一旦打ち解けると優しく細やかな気配りもみせます。

自分や大切な人をカニの硬い殻で守るようにし、合わない人に対してクールな態度をとることも。

嫉妬深い傾向もありますが、愛嬌があって気配り上手なため、良妻賢母の艦とも言われています。

内気で人見知りで自分をあまり表に出さないため気軽に本音を言える関係になるまで少し時間がかかります。

単独行動より集団(グループ)に入ることで安心します。

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